【不満あり?】素人が2年乗って感じたモンキー125の悪い点

コラム

私がモンキー125を購入して約2年が経過しました。

主にツーリングや街乗りで使用してきましたが、ここはイマイチだなと思っている点も結構あります。

この記事では、私が2年乗って感じたモンキー125の悪い点を紹介しますので

  • モンキー125の購入を検討されている方
  • モンキー125に乗って間もない方

の参考になれば嬉しいです。

モンキー125の悪い点【11選】

それでは、私が感じたモンキー125の悪い点を順番にご紹介します。

メーターの情報が少ない

純正メーターの情報が非常に少なく、以下の項目しか分かりません。

  • スピードメーター
  • 燃料計
  • オドメーター(走行距離)
  • ニュートラル表示
  • 警告灯
  • ウインカー
  • ハイビーム

欲しい機能は欲を言えギヤポジションや外気温、燃費計などキリがありませんが、最低限、時計タコーメーターは欲しかったです。

あと、私は気になりませんでしたが、反転液晶で文字が見にくいという方もいらっしゃるようです。

確かにコントラストが弱く、視認性が良いとは言えないです。

ミラーが見づらい&すぐに動く

純正のミラーは後方が見づらいです。

ミラーの位置が車体内側にありすぎて、自分の体が被ってしまいます。

特に冬場は着ぶくれしていますので、余計に自分の体が被って後方が見づらくなります。

また、ミラーがすぐに動いてしまう点もイマイチです。

バイクカバーをしばらく掛けているだけでミラーの位置が動いてしまいます。

再度セットすれば良いだけですが、毎度毎度ミラーの位置がズレていないか運転前に確認する手間があります。

ブレーキの効きが悪い

前後ディスクブレーキでカッコイイのですが、ブレーキの効きはあまり良くないように感じます。

ブレーキだけの問題ではなく、ブロックタイヤだということも少し関係しているのかも知れません。

また、少し強めにブレーキをかけると、簡単にリアタイヤはロックしますので注意が必要です。

(ABSはフロントタイヤのみですので、ABSありのモデルもリアタイヤはロックします。)

自分はABSなしのモデルですが、フロントタイヤがロックしたことは今のところありません。

ギヤチェンジがイマイチ

モンキー125はギヤチェンジがかなり良くないです。

特にニュートラルには非常に入りにくく、長距離を運転しているとストレスになります。

ギヤチェンジに関しては、何かしらの対策をしないとそのまま乗り続けることは難しいレベルだと思います。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ライトが暗い

モンキー125はヘッドライトやウインカー、ナンバー灯などが全てLEDとなっており嬉しいポイントでもありますが、ヘッドライトが少し暗いです。

私は基本的に昼間しか乗らないので気にならないのですが、夜間、外灯の少ない道を走る際などはヘッドライトが少し暗いなと感じます。

夜もバイクに乗って運転するという方は気になるかも知れません。

サスペンションが柔らか過ぎる&キズがつく

サスペンション(特にリア)が柔らか過ぎて、少し大きめの段差があるとかなり沈み込みます。

ダンパーの調整もできないので、乗る人の体重によってはすぐに底付きしてしまいます。

また、リアサスペンションの内側(写真青丸の部分)にキズがつきます。

HONDAに言えば交換してもらえますが、対策品になる訳ではないのでまたキズがつきます。

リアサスの交換については、こちらの記事でご紹介しています。

シート下がすぐに開かない

モンキー125はシートを開ける(外す)のが面倒です。

普通のバイクであれば鍵を回せばすぐにシートを開けることができるのですが、モンキー125はシートを開けるのに工具が必要です。

(車載工具に入っている六角レンチを使ってシートを開けます。)

ABSなしのモデルはシート下に若干の収納スペースがあるのですが、シートを開けるのが面倒なので1度も使ったことがありません。

シートノブという商品を使えば解決するので、余裕があれば購入をオススメします。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

2人乗りできない

125ccのバイクは本来なら2人乗りできるのですが、モンキー125は1人乗りしかできません。

125ccのバイクは排気量的にガッツリ2人乗りでツーリングに行くのは厳しいですが、

  • ちょっと近くまで送って行く。
  • 小さい子供を乗せて近場をショートツーリングする。

といった使い方が100%できない点はデメリットかと思います。

ニーグリップできない

タンクが小さいので、ニーグリップがしっかりとできません。

ニーグリップできずにロングツーリングしていると腰や背中が痛くなってくるので、地味に辛いポイントです。

街中のチョイ乗りだと何の問題もないですが、ロングツーリングする方は気をつけたほうが良いかも知れません。

ハザードがない

ウインカーは左右のみで、ハザード機能はありません。

ハザードを使いたい場面として

  • 路肩に停車する時
  • 高速道路での渋滞時
  • 道を譲ってもらった時

などが多いと思いますが、モンキー125は高速には乗れませんし、道を譲ってもらったらハンドサインの方が早いです。

ということで、特にハザードを使う機会はないですが、路肩に少し停車する際にはあった方が良いかなとは思います。

ヘルメットロックが使いづらい

最初からヘルメットロックが付いていることはありがたいのですが、これが非常に使いづらいです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

原付2種の悪い点

モンキー125は排気量125ccの原付2種に分類されますが、私は原付2種は初めての購入でした。

ここからはモンキー125の悪い点ではなく、原付2種の悪い点を紹介します。

高速道路・自動車専用道路に乗れない

モンキー125購入前は「下道しか走る予定ないし関係ないかな」と思っていたのですが、高速道路に乗れないのはやっぱりデメリットです。

ちょっと遠くまでツーリングに行く際に、行きは下道で帰りは疲れたら高速に乗ろうといった考えができないのは大きいです。

また、スマホのナビで”高速道路を使わない”設定にしていても、高速道路の無料区間に案内しようとしてきて慌ててルート変更したこともあります。

大きな幹線道路やバイパスを走っていて、道路を横切って上に登って行く道の時は、間違って高速道路の入口に入っていないか不安になります。

そのため、緑色の高速道路標識がないか常に気を配りながら運転することになってしまいます。

(特に東京に住んでいた頃は、首都高速の入口が至る所にあったので常に気をつける必要がありました。熊本に引っ越してからは1mmも気をつける必要がなくなりました。)

峠道ではパワー不足

峠道では巡航しているギヤのままではパワー不足で、頻繁なギヤチェンジが必要になります。

時には2速まで落とす必要があるほどで、楽しさ半分、面倒くささ半分といった感じです。

街乗りではパワー不足を感じることはほぼないです。

風に煽られる

車体が軽く取り回しは非常に軽快ですが、その分、風に煽られると辛いです。

海沿いや高架などの強風が吹きやすいポイントでは十分に注意する必要があります。

これも街乗りではあまり関係ないことが多く、ツーリングの際に時折感じます。

まとめ

私が感じているモンキー125の悪い点をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

悪い点ばかりあげましたが、購入を後悔したことはないですし、大きな不満もありません。

今でも愛着を持って大切に乗っています。

ただ、完璧に100点満点の何もいうことがないバイクではないということだけお伝えしておきたく、この記事を書きました。

悪い点の多くはカスタムで変更できるので、購入後に手を加えて自分好みに仕上げる楽しさもあります。

レンタルバイクでもモンキー125を置いている店は割とありますので、購入前に1度乗って確かめてみるのも良いかも知れません。

以上、少しでも皆様の参考になれば嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

125ccのバイクでのツーリングについても、こちらの記事でご紹介しています。

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