「ツーリングマップルって必要?」というあなたへ伝えたいメリット7選

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ライダーのバイブルでもあるツーリングマップルですが、スマートフォンが普及した現代では持っていないという方も多いのでは無いでしょうか?

実際、持っていないという方からは、

  • 目的地に着くだけならスマホで十分

  • いまどき紙の地図なんか使わないでしょ。

  • そもそも普通の地図も買ったことがない

と言った声をよく聞きます。

私もスマホのナビはよく使いますし、普通の地図は買ったことがないですが、ツーリングマップルは持っています。

ツーリングマップルは、バイクでのツーリングに使用することを目的としているため、ライダーにとって様々なメリットがあります。

この記事では、「ツーリングマップルって結局必要なの?」という方へ向けて、本書の魅力をご紹介します。

ライダー目線での道の紹介

メリットの1つ目は、徹底したライダー目線での道の紹介です。

ツーリング の目的のなり得る道がひと目で分かる。

ツーリングは、眺望が良く気持ちの良い道を走ること自体が目的になり得ます。

ビーナスライン、伊豆スカイライン、しまなみ海道、やまなみハイウェイなど、景色が良い道を走ることそのものがツーリングの目的と行っても過言でなないでしょう。

そう言った道は紫色の太線で縁取ってあるので、ひと目で分かる様になっています。

もちろん

  • ダート
  • 林道

の情報も載っているので、オフロード好きの方も安心です。

混雑する主要道路をパスする抜け道が分かる。

実際にライダーが走って情報を集めているので、

  • 工事車両が多い
  • 平日は常に混雑
  • R○○より快適に走れる
  • 混雑する国道をパス
  • 流れ良い

といったことも書いてあります。

多くの人は、ナビで案内された同じ道を通ることになるので混雑しますが、1つ隣の道に行くだけで流れが良かったんだという発見もできます。

バイクでの移動を前提としている

スマホナビの欠点の1つに、移動手段として

  • 徒歩
  • 交通機関

しか選べないことが挙げられます。

移動手段は車を選べばいいんじゃないの?

と思われるかも知れませんが、ライダーからするとやっぱり車とバイクは違います。

  • 車は通れるけどバイクは通行禁止の道があり、行くまで気がつかない。
  • 高速道路や有料道路のバイクの料金が分かる。
  • 125cc以下は通行禁止の道がある。
  • 逆に原付でも通ることができる道が分かる。

125cc以下のバイクは高速道路、自動車専用道路に乗ることができません。

そのため、スマホナビのオプションで

  • 高速道路、有料道路を利用しない

にチェックを入れるのですが、高速道路の無料区間、無料の自動車専用道路には乗せようとしてくるんですよね。

車の時はありがたいですが、バイク、特に125cc以下のバイクに乗っている者からすると迷惑でしかありません。

ルート全て一般道のつもりでいるので、高速入口に着いて初めて「通れない…」と気がつきます。

事前にツーリングマップルで移動ルートを見ておけば、バイクでは通れない道も分かります。

ライダースカフェ、ライダースハウス情報がある

ツーリングの楽しみの1つに、ライダースカフェでのコーヒーブレイクがあります。

ライダースカフェは、バイクという共通の趣味を持った人たちが多く集まります。

オーナーもバイク好きということがほとんどですので、

  • 実車のバイクやパーツが飾られてる
  • バイク雑誌が充実
  • ヘルメット置き場がある
  • バイク専用の駐輪場

といった、ライダーにとって居心地が良い空間になっています。

せっかくのツーリング、コンビニでの休憩も良いですが、ライダースカフェが近くにあるなら寄りたいところです。

ライダースハウスの情報も載っているので、バイクで旅をしたい方にもツーリングマップルはオススメです。

地域の定番情報から穴場情報まで掲載

ツーリングマップルは地図としてだけでなく、地域の見どころ、名所も掲載されています。

  • 世界遺産
  • 桜、紅葉の名所
  • 温泉宿、日帰り温泉
  • キャンプ場
  • レストラン、食堂etc…

超定番の観光スポットはもちろん、穴場の展望所や牧場、温泉などのスポットも紹介されているので、マップを眺めているだけで行ってみたい場所が次々に見つかります。

自分が住んでいる1ページだけ見ても、知らないスポットが多数載っていて、その取材量の多さに感心してしまいます。

書き込むことができる

ツーリングマップルというより紙の地図のメリットですが、自分が実際に走った道や行ったポイントを書き込むことができます。

走った道や気に入った温泉宿、道の駅を書き込んで、自分だけの地図にする作業は楽しいです。

また、書き込むだけでなく、

  • 観光地のスタンプ
  • 入場券の半券
  • 桜の花びらや紅葉

などを貼り付けて思い出にできるのも紙の地図の魅力の1つです。

そして、読み返せば当時の情景を思い浮かべることができる、自分の旅や人生を振り返るオリジナルのマップに育てることができます。

電池切れの心配なし

これも紙の地図のメリットですが、電池切れの心配がありません。

車と違ってバイクは電源の確保が難しいです。

USB電電を付ければ良いのですが、

  • 導入コストが高い。
  • ハンドルまわりがゴチャゴチャする。
  • 走っている間しか充電できない。

などのデメリットがあります。

また、山道を走ることも多いので、電波が入らない場所に行くこともあるかも知れません。

ツーリングマップルは電池も電波も必要ありませんので、いざという時にも安心です。

ツーリングの計画がより楽しくなる

ツーリングの計画がより楽しくなる。

個人的にはこれが1番のメリットです。

遠足も準備をしている時から楽しいように、ツーリングも計画している時から楽しいです。

  • この〇〇スカイラインを走りたい
  • 道の駅や日帰り温泉が近くにある
  • このライダースカフェで休憩したい
  • ここに面白そうなスポットがある
  • この国道よりこっちの道の方が空いているらしい

など、眺めてツーリング計画を立てている時間がより楽しくなります。

ツーリングマップルを酒の肴にしている方がいると聞きますが、よく分かります。

地図としてでなく、読み物としても面白いからです。

まとめ

ツーリングマップルを持っていない方にオススメポイントを紹介しましたがいかがでしたか?

ツーリングがより楽しいものになるので、ライダーなら買って損はないものだと思います。

ツーリングマップルには、もう1つツーリングマップルRというものがあります。

ツーリングマップルR

  • リング綴じ
  • サイズが大きい(無印はA5判、RはB5判)
  • 文字のサイズが大きい
  • 値段が高い(無印は¥1,980 Rは¥3,080)

といった特徴があり、内容は全く同じものになります。

大きい文字や縮尺で見たいという方はRコンパクトに持ち運びたいという方は無印がオススメです。

以上、少しでも皆様の参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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