楽天モバイルが「データ使用1Gまで0円/月」という衝撃のプランを発表しました。
私も約13年間ドコモユーザーでしたが、この機会に試しに楽天モバイルへ乗り換えてみました。
この記事では、熊本市在住の私がドコモから楽天モバイルに乗り換えた理由と感想を紹介します。
- 楽天モバイルに乗り換えを検討している
- 楽天モバイルは回線が繋がるのか心配
といった方の参考になればと思います。
結論 ”今は”全く問題ない
最初に結論から書きますが、
データ使用5G/月以下の人は、”今は”楽天モバイルに乗り換えても全く問題はないです。
みなさんが心配されている
- 電波が繋がらなくて通話できない
- 建物の中に入ると圏外になる
- 通信の速度が遅い
といったことはありません。
また、私はiPhone12 miniを使用していますが
- iPhoneの動作が不安定
といったこともありませんでした。
迷っている方はすぐに楽天モバイルへ乗り換えをオススメします。
auの回線が使える
なぜ”今は”問題ないのかというと、楽天回線のエリア外であってもauの回線が使えるからです。
以下、KDDIのホームページより引用します。
当社は、サービス競争の促進に寄与することを目的に、楽天モバイル株式会社が提供する第4世代移動通信サービス (LTE通信サービス) の立ち上げに際して、暫定的な措置として2026年3月末までauネットワークのローミング提供をします
https://www.kddi.com/corporate/kddi/public/roaming/
楽天モバイルは、楽天回線 + auのネットワークが使えます。
つまり、楽天回線のエリア外でも、auが繋がるエリアであれば問題ないということです。
ただし、auのネットワークはいつまでも使わせてもらえる訳ではありません。
再度、KDDIのホームページより引用しますと、
但し、都道府県毎に楽天モバイル株式会社の自前エリアの人口カバー率70%を上回った時点で両社の協議を以て、各都道府県のローミング提供の継続・終了を決定します。
https://www.kddi.com/corporate/kddi/public/roaming/
とあります。
楽天回線のエリアが拡大してきて人口カバー率が70%を超えると、ローミング提供が終わるかもしれません。
(70%を超えたらすぐに打ち切りではなく協議の上なので、しばらく続けて欲しいところではあります。)
さらに注意点があり、
KDDIからのローミングは5G/月を超えると通信速度が低下してしまいます。
そのため、5G/月以上データを使う方は注意が必要です。
逆に言えば、データ使用量が5G/月以下の人は全く問題ないので、auを契約している感覚で使用することができます。
少なくとも、KDDIからのローミング提供が終了するまでは、電波の心配はあまりしなくても良いと思います。
私はデータ使用量5G/月もいかないので、特に問題なく使用できています。
解約手数料0円
楽天モバイルは、契約時はもちろん、解約時も手数料はかかりません。
- 最低利用期間なし
- 通信契約の解除による契約解除料なし
- MNPの転出料0円
なので、楽天モバイルを試してみてイマイチであっても、気軽に他社へ乗り換えることができます。
ドコモを解約した際は
違約金9,500円+MNP転出料2,000円=11,500円(税別)
を支払いました。
こういう、既存のユーザーに全く優しくないところに嫌気がさしてドコモを解約した節もあります。
楽天モバイルは解約するユーザーにも優しいところが素晴らしいです。
楽天モバイルのプランは圧倒的に安い
楽天モバイルは現在、先着300万名を対象に1年間利用料無料のキャンペーンを開催しています。
どれくらい節約になるのか計算してみます。
ドコモの新プランahamoを例にすると1年間の利用料は
3,278円×12ヶ月=39,336円(税込)
うちは2人家族ですので×2人で年間78,672円(税込)となります。
最初の1年無料キャンペーンで78,672円もの節約になりますね。
無料キャンペーンが終了した2年目以降もかなりお得で
私はデータ使用量が2〜2.5G/月程度なので
1,078円×12ヶ月=12,936円(税込)で済みそうです。
妻は家にいることが多く、家ではwi-fiを使用しているため、データ使用量は1G/月以内のことがほとんどです。
データ使用量1G/月以内は0円なので、
0円×12ヶ月=0円
2人合わせても、2年目以降は年間のスマホ代が12,936円となります。
ahamoと比べて65,736円も安く済みそうです。
これが4人家族、5人家族となってくるとさらに恐ろしい金額の差になってきます。
KDDIのローミングが打ち切られてからが本番
今はKDDIのローミングがあるので全く問題ありませんが、楽天のエリアが人口カバー率が70%を超えてローミングを打ち切られるとどうなるか分かりません。
(東京、大阪、奈良のそれぞれ一部のエリアでは、すでにローミングを終了しています。)
加えて、楽天は屋内で繋がりやすいプラチナバンドがないので、「エリアが狭い+屋内で繋がらない」といったことになりかねません。
楽天は急ピッチで基地局を増やしているので、エリアは拡大して行きそうですが、屋内でも繋がるのかが不安です。
KDDIのローミングが終了してから、今後も楽天を使い続けるか検討する必要があります。
現状、熊本市内は楽天回線は微妙
2021年2月時点では、楽天回線が通じるエリアはマップ通りではないようです。
熊本市中央区の辛島付近です。
マップ上では青色の楽天回線エリア外です。
回線を調べてみてもau回線(バンド18)となっておりました。
熊本市役所前です。
こちらはマップ上ではピンク色の楽天回線エリア内です。
しかし、実際に使用している回線を調べてみるとau回線でした。
少し離れて、東区の御領付近でも調べてみました。
こちらもマップ上ではピンク色の楽天回線エリア内です。
しかし、実際に使用している回線を調べてみるとau回線でした。
3箇所とも全て屋外で電波測定しましたが、どれもau回線をつかんでいました。
楽天の電波が弱いのか分かりませんが、2021年2月現在、エリアマップはそこまで信頼しない方が良さそうです。
まとめ
熊本市内在住の私が楽天モバイルに乗り換えてみましたが、今は不自由なく使用できています。
私の結論は、データ使用量5G/月以下の人は、楽天モバイルに乗り換えてみても良いと思います。
KDDIのローミングが終了して、楽天回線が微妙だと思ったら
解約手数料やMNP転出料0円なので、他社へ乗り換えても良いですし
データ使用量1G/月までは0円なので、楽天の契約は残しつつ他社とデュアルSIMで運用しても良いと思います。
いずれにしても、ユーザーにとってデメリットは特にないので、我が家は試しに楽天モバイルにしてみました。
うちの場合は、年間で約65,000円節約できるので出来ればこのまま楽天を使い続けたいです。
以上、楽天モバイルを検討されている方の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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