冬のツーリングの寒さ対策にコミネのハンドルカバーを購入しました。
この記事では、私が実際に使って感じたハンドルカバーの使い勝手を紹介します。
コミネのハンドルカバーの購入を検討されている方へ少しでも参考になれば嬉しいです。
外観と質感
コミネのハンドルカバーの定価は¥3,190です。
私はAmazonで¥2,400ほどで購入しました。
値段はリーズナブルですが、質感はしっかりしています。
素材はネオプレーン生地という、スキューバダイビングのウェットスーツに使われているものです。
防寒だけでなく防水機能もあるので、小雨程度であれば中に水が染みてくることはありません。
(完全防水ではないので注意してください。)
裁縫もほつれなどはなく、しっかり縫い付けられていました。
親指の部分が透明のビニールになっているモデルもありますが、私はビニールが無いものを購入しました。
透明のビニール部分が劣化が早く破れやすいという口コミが多いので、こだわりがなければビニールがないモデルがオススメです。
取り付け方法
取り付け方法はとても簡単です。
ハンドルカバーに穴が空いていますので、ハンドルとクラッチ・ブレーキレバーを通します。
ハンドルカバーが落ちないように、ミラーに紐を結んで完成です。
左右で1分もあれば取り付けることができます。
取り付けた見た目は?
取り付けた見た目に関してはバイクごとに相性があると思いますが、私のモンキー125ではこのようになりました。
個人的には思ってたほどダサくないなと思っているのですが、いかがでしょうか。
コミネのロゴも主張しすぎず、車体の赤ともバランスが良い気がします。
ブロックタイヤで若干スクランブラーっぽい空気感もあるモンキー125なので、ハンドルカバーがなんだかナックルガードっぽくも見えて悪くないと思います。
実際に使ってみた感想
実際に冬に使ってみた感想を紹介します。
グローブは夏用のメッシュグローブを使用しました。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
気温10度・曇り
気温10度の日に試してみました。
もちろん、ハンドルカバーなしのメッシュグローブだけだとめちゃくちゃ寒いです。
ハンドルカバーを使用すると超余裕でした。
走行中の冷たい風を完璧に防いでくれます。
指先は全く寒さを感じませんし、むしろ若干汗ばむくらいで夏用のグローブだということを忘れてしまう温かさです。
気温7度・晴れ
気温7度の日も、最初は特に問題なく大丈夫でした。
ただし、1時間くらい運転しているとクラッチ・ブレーキレバーを握るたびに金属の冷たさが伝わってきて、少し手が冷たく感じました。
気温が1桁台になると、やはり長時間運転する場合には夏用のグローブのみだと若干寒いです。(耐えれないほどの寒さではないです)
短時間のチョイ乗りであれば全く問題ありません。
気温4度・曇り
気温4度の日は、最初からレバーが冷たく感じました。
走行中の風は全て防いでくれて寒くないのですが、レバーの冷たさが効いてきて指先が冷たくなります。
ただし、街中のチョイ乗り程度であれば、この気温でも大丈夫だと思います。
レバーが冷たいだけですので、レバーを握る回数が少ない短時間の運転だとあまり影響はありません。
夏用のメッシュグローブではなく、3シーズン用のグローブであれば長時間の運転も大丈夫だと思います。
デメリット
私がハンドルカバーを使ってみて感じたデメリットを紹介します。
無い方が見た目は良い
やはりハンドルカバーが無い方が見た目が良いです。
これは分かりきっていたことなので次に行きます。
ウインカーの操作がしづらい
ハンドルカバーをつけると、ウインカーの操作がしづらいです。
特に左折する時ウインカースイッチを左に操作するのが1番難しいです。
右折する時と、ウインカースイッチを押し込んでリセットする時の操作は、そこまで難しくは無いです。
操作は慣れてくるのですが、長距離を運転する場合はウインカーの操作がしづらいのはストレスになると思います。
手の出し入れが面倒
手の出し入れ、特に手をハンドルカバーに入れるのが面倒です。
手の出し入れが面倒だと
- ヘルメットのシールドの開閉
- ヤエーを返す
- スマホをタップする
- 信号待ちで伸びをする
といったことも面倒になってきます。
ハンドルカバーの手を入れる部分のリブをカットすれば、手の出し入れは少し改善します。
まとめ
デメリットもありますが、このお値段で冬に夏用のメッシュグローブでもいける防寒性能はかなりすごいと感じました。
電熱グローブは高くてなかなか手を出せませんでしたが、ハンドルカバーはコスパ最強で気軽に試すことができます。
また、内側に使い捨てカイロを貼ったり、グリップヒーターを使うと「こたつ状態」になり無敵です。
正直、買うまでは葛藤がありましたが、1度試してみるとその良さがよく分かりました。
ハンドルカバーは見た目がダサくなると思いますが、寒いからバイクに乗らないことが1番もったいないと思います。
気になっている方は1度試してみることを強くオススメします。
以上、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
冬のツーリング装備に関してはこちらの記事もよろしければご参照ください。
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