冬のツーリングやアウトドアに向けて、ハクキンカイロを購入してみました。
使い捨てカイロは知っているけど、ハクキンカイロは知らないという方も多いと思います。
この記事では
- ハクキンカイロの使い方
- どれくらい暖かくなるのか
- コスパは良いのか
- メリット・デメリット
等を紹介しますので、興味のある方は是非ご覧ください。
購入を検討されている方の参考になるかと思います。
外観と同梱されているもの
まずは外観と同梱されているものを紹介します。
おじさんのパッケージが印象的です。
中には
- カイロ本体
- 専用のカバー
- 燃料を入れるカップ
- 取扱説明書
が入っています。
サイズ感はこんな感じです。
比較しているiPhone7より小さいです。
厚さは少し分厚くて、丸みをおびています。
今回私が購入したものは、スタンダードタイプの大きさです。
ひと回り小さいミニと、ひと回り大きいジャイアントもあります。
ミニも小さくて可愛いので迷いました。
小さい分燃料が入らないので、最大持続時間は少なくなります。
使い方
使い方ですが、まずふたを取ります。
次に火口と呼ばれる部品を取ります。
火口を取ったら、専用のカップをはめます。
カップに燃料のベンジンを注ぎます。
注ぐベンジンの量によって持続時間が変わります。
カップを90度回転させると、ベンジンがカイロ内に注入されます。
あとは、火口をはめてマッチかライターの火を3〜5秒当てます。
フタをしてケースに入れて使用できます。
1回あたりのコスパはどのくらい?
ハクキンカイロの燃料にはベンジンを使用しますが、ハクキンカイロ専用ベンジンの使用が推奨されています。
専用のベンジン以外を使うと、
- 触媒と呼ばれる部品の劣化が早まる
- 通常より熱くなり使える時間が短くなる
- 臭いがキツくなる
といった不具合が生じるようです。
価格は多少変動しますので、以下のAmazon価格などを参考にしてください。
スタンダードサイズのハクキンカイロの場合、ベンジン25ccで持続時間が24時間です。
通勤・通学や日帰りのツーリング・釣りなどを想定して、12時間使用したいとすると、1回あたりベンジン12.5ccが必要になります。
現在のカイロ専用ベンジンの価格は500mlで¥658ですので、
ハクキンカイロ12時間使用で、1回あたり16.45円
となります。
桐灰の使い捨てカイロと比較してみると、こちらは持続時間14時間30個入りで価格¥878ですので、
使い捨てカイロ14時間使用で、1回あたり29.27円
となりました。
ハクキンカイロはコスパも悪くないですね。
メリット・デメリットは?
私が実際に使ってみて感じたメリットとデメリットを紹介します。
メリット
まず1番のメリットは使い捨てカイロに比べて圧倒的に暖かいことです。
カバーに入れないと1〜2秒しか持てないくらい熱くなります。
熱量は使い捨てカイロの13倍あり、持続時間の最後の方まで暖かさが続きました。
※熱量(熱エネルギー)が13倍で、使い捨てカイロの13倍暖かい訳ではないので注意。
また、繰り返し使用できるのでゴミも出ず、ベンジンは炭酸ガスと水に分解されますので、環境にも優しいです。
燃料も25ccで24時間使用できコスパも悪くないです。
メリットをまとめると以下のような感じです。
- 使い捨てカイロより暖かい
- 繰り返し使えてゴミが出ない
- 環境に優しい
- コスパ○
デメリット
次にデメリットを紹介します。
まずベンジンを使用しますので油性マジックのような独特の臭いがあり、気になる方は気になると思います。
個人的には嫌な臭いではないですが、首元など顔の近くで長時間使用することはできないかなと思います。
また、袋から出してすぐに使える、使い捨てカイロほどの手軽さは無いですし、貼るカイロのように好きな場所に貼ることもできません。
ハクキンカイロを長く使用するにはメンテナンスが必要で、火口と中綿は交換が必要になります。
以上、デメリットをまとめます。
- 独特の臭い
- 手軽さは無い
- 貼れない
- 長く使用するにはメンテナンス(部品の交換)が必要
まとめ
ハクキンカイロの紹介でしたが、いかがだったでしょうか。
デメリットもいくつかありますので、全ての方へオススメできるものではありませんが、個人的には大変満足のいく買い物でした。
とにかく使い捨てカイロより暖かいところが気に入っています。
腹巻きにハクキンカイロを入れて近場をツーリングしてみましたが、かなり暖かくなりました。
エコで環境に優しく、長く愛用できるところも嬉しいポイントです。
以上、購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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